【ハバロフスク旅行】女の子だって1人で極東ロシアを楽しみたい【駅到着~ホテルへ】
紆余曲折(?)あったものの無事にハバロフスク駅に到着しました。
それにしても、ロシア人の乗務員さんたちは集まっているだけで十分絵になる。
降車したホームは到着専用だったのか、線路も1本しかなく短距離路線だったのもあって流れ作業のように乗客たちが出ていきます。
(駅舎内は階段が多く、ウラジオストク同様に高低差があるんだと把握も実感)
乗車する際はこちらから入ります。もちろん荷物検査もあります。(オケアン5号は写真左手側の小ぢんまりした駅舎から降車します。)
もちろん駅舎の中も見学。エメラルドグリーンの壁と真っ白な柱の綺麗な駅舎ですが、ウラジオストク駅同様薄暗い。
そして、ハバロフスクでの滞在はおなじみBooking.comよりASTI HOTELに決めました。
基本的に極東ロシアの情報(特にハバロフスク)は情報量が多くないのでとりあえずgooglemapにてルートを確認。
17分。歩けなくはない。むしろ余裕。なぜならウラジオストクでは13時間散策してたから。とういうわけで、タクシー等は利用せず徒歩で向かいます。
※アーリーチェックインはできるらしいのですが、有料との事なので荷物だけ預けに行きます※
駅をでてまっすぐ歩いていくと、トロリーバスの線路と綺麗に整備された遊歩道。ベンチなんかもあるので家族連れや学生?が談笑していました。
ジコポリツェヴァ通りまで辿り着き、颯爽と左折。さぁ次の道を右折!と思ったのですが、思ったより下道感があって迷う確率100%なので、もう少しまっすぐ歩いてヴォイコヴァ通りで右折する事に。
がしかし、歩いても歩いてもヴォイコヴァ通りにたどり着かない。
長い1日なので充電は減らしたくなかったのですが、諦めてGPSを作動。すると意外と進みすぎてしまったようです…。ゆっくり戻って右折するもそれらしいホテルは全く見当たらず。(というか人も全然いない)
ハバロフスクの建物にはそれぞれ番号がついているので、それをたどっていけば目的地につくはずなんですけどね(笑)
交差点で唯一発見したおじさんに聞いてみると案の定英語は通じず、43番(ホテルの住所)はあっちだ!と歩いて来た方向を指すばかり。
仕方なく道を戻ると、近所の人しか使わなさそうな道路を発見!若干不安になりつつ歩いていくと、無事に見つける事ができました。
この建物の2階です。(ほかのミニホテルもあるっぽい。)インターホン鳴らすとドアを開けてくれます。
迷わないためには、こちらのルートが正解。こっちから行くと「43」番地の看板も見えます。
お部屋はこんな感じ。広さ・清潔感・明るさ全て問題なし!(荷物散らかっててごめんなさい。)
【ウラジオストク旅行】女の子だって1人で極東ロシアを楽しみたい【いざシベリア鉄道②】
朝から歩き回っていたこともあり、出発時刻まで駅舎でのんびりしていてふと「これって引換が必要なのか…」。ギリギリに行って乗せてもらえないとタイへだーー!と思い、とりあえずチケットカウンター横のインフォメーションへ。
インフォメーションは英語可という記事もみかけましたが、この日は残念ながら通じず。とりあえずカウンターはあっちだ!的な事を言われました。
そしてチケットカウンター対応の時間のかかる事。
メールのやりとりなんかは本当に一瞬なのですが、なぜ対面だとできないのよ。
(よくよく考えたら国境も越えられるし、意外と満席だったりするしね。)
で、結果的にチケットと交換してもらいました。
ただ、このやりとりに時間をとられて電車の写真撮れなかったです。
そしてもうひとつ問題発生。
ALLロシア語になってしまったせいで読めない。(左)自分が何号車かもわからない。
Eチケットに思いっきり書いてあったから油断していてもちろん控えておらず。(右)
基本的に海外でネット回線ほぼ使わないorホテルのWi-Fiのみで行動していたので
PDF確認することもできず。
シベリア鉄道は乗車する際に各号車前に車掌さんにチケットを見せて乗車するので、ひたすら「Where is my seat?」で乗り切りました。
ちなみに、Eチケットなので本来は交換する必要はないです。同室の方もEチケットの印刷を持っていました。
私が乗車したオケアン5号は、ウラジオストクーハバロフスク間のシベリア鉄道では短距離路線で、2等(4人部屋)/1等(2人部屋)/特等(2人部屋)の3種類あります。2等はもちろんですが、1等も普通に相席です。一応男女別になるよう配慮されているらしいですが、下手したら2等より肩身が狭い思いをするかも…。私は今回1等車を予約し、同乗の方はハバロフスク出身の女性のロシア人でした。価格ですが、東京―京都間の新幹線とほぼ一緒くらいです。ですが、日本で寝台列車乗ろうとすると、個室代金やら特急料金やら結構かさむので、食事もついて13,000円位であれば乗る価値があるのでは、と思いました。
室内はこんな感じです。コンセントは私側の壁にしかついていなかったので、自然な形で交代で使うことに。ちなみに、壁側には鏡もあるので身だしなみを整えるのも楽ちんです。
そして、ウェルカムバスケット的なものが。もちろん代金込です。(ビールとでっかい水のボトル買っちゃったんだけどね。)パン・りんご・板チョコなどなど…。
発車すると車掌さんがやってきて、何やらロシア語をペラペラと…
もちろん分からないので呆然としていると、同乗の方が英語で「朝ごはんのメインはどうする?」って。3つ位メニューがあるようなのですが、その方も料理の説明までは難しいようなので、一緒のものをお願いしました。ちなみに飲み物も何種類かあるらしいのですが、リンゴしか聞き取れなかったので、リンゴにしました。
座席でのんびりしていると、再度車掌さんが入室。手にはお土産のバスケット。車内販売ってやつです。そしてまぁ押しの強いこと(笑)私が言葉通じないのは先ほど痛感しているはずなのに、笑顔で「どう?」って堂々と聞いてきます。ただ、私は車内でしか買えないシベリア鉄道のロゴ入りの置物がほしかったのでちょうどよかったです。
寝台特急って寒かったり暑かったりどうなの?って疑問もあるかもですが、
結論からいうと連結部以外はめっちゃ快適な気温に保たれています。
(ちなみに連結部はめっちゃ重たくてドア開けるのに一苦労)
各号車ごとにお手洗い・車掌さん用の部屋があるので不便さはなかったです。
お手洗いも若干くらいものの、水の出もよく、歯磨き等にも困らなかったです。
そしてあっという間に朝ごはんの時間に。2人分共用ですが、めっちゃ豪華。
ちなみに、メイン料理はオムレツのようなものでした。
リンゴジュースリクエストしていたのに、まさかの紫色。(ベリ&グリーンアップル)
オムレツは温かいし、ビタミン補給もできて快適な一晩でした。
(何より同乗のロシア人のかた、本当にありがとうございました。)
1等車はこんな感じ。意外と2等車よりも1等車の方が混んでました。
【ウラジオストク旅行】女の子だって1人で極東ロシアを楽しみたい【いざシベリア鉄道①】
日も暮れてきたので、シベリア鉄道に乗車するために展望台をくだります。
帰りは試しにケーブルカーの脇道(階段)を下ってみようと進んだら、とんでもない傾斜&未舗装で激しく後悔しました。時間があるなら徒歩でスハノヴァ通りを歩くか、バスを利用してください。
4月ともなると、夕方でも結構あかるいです。
レーニンも駅舎を見守っている。
ここで写真撮ってたら、中国人の旅行客に写真を頼まれ、何十カットと撮らされる。
(同伴者いたのになぜ私に頼むのか…一眼レフ持ってたから撮り慣れてると思われた?)
駅構内に入るには、毎回荷物チェックが必要です。(海外の空港ではよくある感じ)だけど、ホームに行くだけなら脇の通路から入れてしまう矛盾。
構内はこんな感じで結構広いです。ただし、あまり明るくはありません。チケットを購入される場合は、入って左側に下り階段があるのでそちらへ。
簡易的ですがカフェがあったり、駅構内・構外には電光掲示板もあるので、時間やホームの位置は都度チェックできます。私は、駅でてすぐのスーパーや出店で食料を購入してしまったのでスルーしました。
さて、ロシア語はもちろん英語すらもまともに喋れない自分は日本でチケットを購入しておきました。(正直マレーシアの高速鉄道が満席で切符買えなかったのがトラウマなので)
まさかの日本語表記もあり。が、比較的簡単シンプルなので、英語のままでも購入できました。
座席位置は選べませんでしたが、発着時間・等級が分かりやすく表示されます。
バウチャー発行する際にカードが使用不可でやきもきしましたが、こちらのサイトは難なく購入OK。座席番号(号車)はEチケットに表記されているのでプリントアウトし、安心していたらこの後悲劇が…
【ウラジオストク旅行】女の子だって1人で極東ロシアを楽しみたい【鷹の巣展望台】
前述のブログ記事にも記載した通り、乗車時間は約2分のため、あっという間に終点到着です。駅を出て正面を見ると、小高い丘の上に目的の展望台が見えます。
…が、だだっ広い道には横断歩道(というより歩道)が一切ないです。
市内もそうですが、広い車道や交差点は信号よりも地下道の方が多いのがウラジオストク。ここにきても例外ではありません。
という事で地下道への道を探すと、駅を出て右側にこんな道が↓
本当に通っていい道なのか、今にも崩れそうな地下道への入口です。
失うことはなにもない(?)と思いつつ、崩れた石の階段を降り、地下道を進みます。
途中、一度広場のように開ける場所がありますが、何でこんな微妙な場所に…と思わざるをえない。(ベンチがいくつか設置されている円い広場です)
更に歩いていくと、展望台への最後の道のり、登り階段が。
ちなみに、この場所まではバスで来ることができるので、ケーブルカーは興味ないけど歩くのも嫌っ!という方は、バスでお越しいただくのがいいかと思います。
そしてこれが展望台からの景色。
わー、よく写真で見る光景だ。ちょっと曇っていたので鮮明には写らず…。
綺麗…なんだけど風が超強い!1人旅だから気にしないけど髪の毛ボッサボサ。
どこにでもカップルのこういう習慣はあるのね。うん、環境破壊で全部撤去したい(嘘)
よく過去のブログで見た大きなマトリョーシカのオブジェはなくなっていました。
お土産屋さん自体も革命広場の脇に移転したので、なくなっちゃったのかもしれないですね。
【ウラジオストク旅行】女の子だって1人で極東ロシアを楽しみたい【ケーブルカー"Фуниклёр"】
Ukh Ty, Blinでブリヌイを食べながらエネルギー補給しつつ、展望台に向かうことに。
マカダミアナッツとはちみつのブリヌイ。ナッツは少し塩気があってハチミツやブリヌイのもちもちよよく合います。紅茶を頼んだらGreenFieldのアールグレイが出てきました。
この展望台、"鷹の巣展望台"と記載されている場合と"鷲の巣展望台"と記載されている場合があるけど、どちらが正式な名前なんだろう…。
せっかくなので、ケーブルカー"Фуниклёр"を利用したいと思い、道のりを画策。
道の途中にはミリタリーショップなんかもこの道のりの途中にありました。
オシャレな銅像だたっています。エレアノール・プレイを讃えた像だとか。
(アメリカ領事の奥様の事のようです。)
先を急ぐので、一緒に写真を撮るのは省略してさらに進んでいきます。
この道のりの一番悩んだところは、どこで曲がるか!
地図を見ると橋の真下にある道を左折するようなのですが、それらしき道がない💦
うっかり進んでは戻るの繰り返しです。
結果、この道(思いっきりカーウォッシュ?駐車場?の敷地っぽいです)で曲がるのが正解でした。※茶色い★マークです。
道路の反対側(海側)にこんな像が立っています。※紫色の★マークです。
カーウォッシュの敷地?にも構わず道(というより坂)を歩いていくと舗装された道らしい道がでてくるので、そのまま歩き続けます。大丈夫かなぁーーと不安に思いつつ歩を進めていくと、ようやく左手に見えてきました!ちなみに駅舎の正面は学校の様です。とても立派な建物で、これもこれで博物館みたいです。
建物の奥を見ると終点までバッチリ見えるケーブルカーの線路が。
乗車時間は約2分です。もちろんケーブルカーに乗らなくても展望台に行くことはできるので、節約するのであれば徒歩で向かってください。
そうこうしていると、ケーブルカー🚠が動き出したようです。
おぉぉ。赤と青のかわいいフォルムだ。
建物内は案の定、営業しているのかしていないのかわからない寂しさ。
コンクリートが打ちっぱなしで、所々欠けていたので不安になりました(笑)
待合所はおろか腰を掛けるベンチや改札もないので、そのままケーブルカー乗り場に移動します。
先ほど下ってきた赤いケーブルカーが待機していました。運賃も書いてあります。
(2018年4月現在で14リンギット)
車内にはオーバーオールを着たかわいらしいおばちゃんが待機しており、運賃の回収と乗車票を配っていきます。それにしても、すごい傾斜だ。
ちなみに、椅子が回転するなんてハイテクな仕組みはないため、後ろ向きのまま登っていきます。
長くなったので、いったん切ります。
【ウラジオストク旅行】女の子だって1人で極東ロシアを楽しみたい【要塞博物館】
遊園地を一通り楽しんだので、水族館の裏手にある要塞博物館へ。
水族館も観ていくか一瞬迷ったのですが、(多分)水族館は日本のものの方がクオリティがいいので、そのままスルーすることに。
要塞博物館の入口も坂道、というより階段の途中にあります。
入館料を払っていざ中へ。
先日行った大平洋艦隊博物館同様、砲台などがそのままおいてあります。触っても平気です。係員さんも時々外に出てきては砲台の角度を調整していました(笑)
戦車も置かれていました。もっと大きいものをイメージしていたので、近くで見てみると、意外と小さく感じたり…。
砲台と観覧車の不思議な組合せ。
要塞博物館はコチラ↓
【ウラジオストク旅行】女の子だって1人で極東ロシアを楽しみたい【遊園地(Карусель)】