旅行じゃなくて旅がしたい

英語ができなくても、ガイドマップがなくても、旅は楽しい。国内はみんなでわいわい・海外はひとりでサクサク歩きまわってます。

【ウラジオストク旅行】女の子だって1人で極東ロシアを楽しみたい【いざシベリア鉄道②】

朝から歩き回っていたこともあり、出発時刻まで駅舎でのんびりしていてふと「これって引換が必要なのか…」。ギリギリに行って乗せてもらえないとタイへだーー!と思い、とりあえずチケットカウンター横のインフォメーションへ。

インフォメーションは英語可という記事もみかけましたが、この日は残念ながら通じず。とりあえずカウンターはあっちだ!的な事を言われました。

 

そしてチケットカウンター対応の時間のかかる事。

メールのやりとりなんかは本当に一瞬なのですが、なぜ対面だとできないのよ。

(よくよく考えたら国境も越えられるし、意外と満席だったりするしね。)

で、結果的にチケットと交換してもらいました。

ただ、このやりとりに時間をとられて電車の写真撮れなかったです。

そしてもうひとつ問題発生。

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ALLロシア語になってしまったせいで読めない。(左)自分が何号車かもわからない。

Eチケットに思いっきり書いてあったから油断していてもちろん控えておらず。(右)

基本的に海外でネット回線ほぼ使わないorホテルのWi-Fiのみで行動していたので

PDF確認することもできず。

シベリア鉄道は乗車する際に各号車前に車掌さんにチケットを見せて乗車するので、ひたすら「Where is my seat?」で乗り切りました。

ちなみに、Eチケットなので本来は交換する必要はないです。同室の方もEチケットの印刷を持っていました。

 

私が乗車したオケアン5号は、ウラジオストクハバロフスク間のシベリア鉄道では短距離路線で、2等(4人部屋)/1等(2人部屋)/特等(2人部屋)の3種類あります。2等はもちろんですが、1等も普通に相席です。一応男女別になるよう配慮されているらしいですが、下手したら2等より肩身が狭い思いをするかも…。私は今回1等車を予約し、同乗の方はハバロフスク出身の女性のロシア人でした。価格ですが、東京―京都間の新幹線とほぼ一緒くらいです。ですが、日本で寝台列車乗ろうとすると、個室代金やら特急料金やら結構かさむので、食事もついて13,000円位であれば乗る価値があるのでは、と思いました。

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室内はこんな感じです。コンセントは私側の壁にしかついていなかったので、自然な形で交代で使うことに。ちなみに、壁側には鏡もあるので身だしなみを整えるのも楽ちんです。

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そして、ウェルカムバスケット的なものが。もちろん代金込です。(ビールとでっかい水のボトル買っちゃったんだけどね。)パン・りんご・板チョコなどなど…。

 

発車すると車掌さんがやってきて、何やらロシア語をペラペラと…

もちろん分からないので呆然としていると、同乗の方が英語で「朝ごはんのメインはどうする?」って。3つ位メニューがあるようなのですが、その方も料理の説明までは難しいようなので、一緒のものをお願いしました。ちなみに飲み物も何種類かあるらしいのですが、リンゴしか聞き取れなかったので、リンゴにしました。

 

座席でのんびりしていると、再度車掌さんが入室。手にはお土産のバスケット。車内販売ってやつです。そしてまぁ押しの強いこと(笑)私が言葉通じないのは先ほど痛感しているはずなのに、笑顔で「どう?」って堂々と聞いてきます。ただ、私は車内でしか買えないシベリア鉄道のロゴ入りの置物がほしかったのでちょうどよかったです。

 

寝台特急って寒かったり暑かったりどうなの?って疑問もあるかもですが、

結論からいうと連結部以外はめっちゃ快適な気温に保たれています。

(ちなみに連結部はめっちゃ重たくてドア開けるのに一苦労)

各号車ごとにお手洗い・車掌さん用の部屋があるので不便さはなかったです。

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お手洗いも若干くらいものの、水の出もよく、歯磨き等にも困らなかったです。

 

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そしてあっという間に朝ごはんの時間に。2人分共用ですが、めっちゃ豪華。

ちなみに、メイン料理はオムレツのようなものでした。

リンゴジュースリクエストしていたのに、まさかの紫色。(ベリ&グリーンアップル)

オムレツは温かいし、ビタミン補給もできて快適な一晩でした。

(何より同乗のロシア人のかた、本当にありがとうございました。)

 

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1等車はこんな感じ。意外と2等車よりも1等車の方が混んでました。